善良な人びと

 善良な人びとは、他人に笑われることを恐れ、自信のない自らの生きる目的(現状維持)をはっきり言うのが恥ずかしいので、真の目的とは関係のないところで、進歩をてらった争いをする。争いに勝とうと負けようと、現状は常に変化するので、彼らの目的が達成されることは永遠にない。