JUGEMテーマ:読書

 大げさに生きてきた。その反動で、いまは静かだ。静かに生きてくればよかった。はしゃいでお終いにできたのに。

JUGEMテーマ:ギャンブル

 何万冊、本を読んできただろう。何万本、映画を観てきただろう。何万曲、音楽を聴いてきただろう。そして、日々、一冊、一本、一曲と、増えつづけている。おそらくこれは、死ぬ日までつづく。

 死に対する油断はない。きょう寝るまでの命だと思って生きている。
 朝起きると、生きていたなと思う。そう思ったとたん、精いっぱい生きようとする一日が始まる。
 きょう歩いている道の途中で死ぬかもしれないなと思う。それで仕方ないとも、仕方あるとも思わない。何とも思わない。無感動(ニルアドミラリ)というのではない。よい本に泣き、よい映画に泣き、よい音楽に泣く。

 個人的な事情は抱えている。月並みに。
 しかし、それに殉死するつもりはない。事情がどうなるかは、月や星や風にまかせている。

 死ぬ日まで稼がなければ生きていけないので、事情が窮すれば、雇ってもらえるならどんな仕事でもしようと思っている。分際を越えた僥倖の人生だったので、いつも転落をシュミレーションして生きてきた。野垂れ死にのシュミレーションまでした。
 OK。どういう死に方にも親指を立てることができる。

 節約はしない。競馬もやめない。煙草もやめない。金がないときに休止はあるにちがいない。
 ものを書くこともやめない。休止はない。
 愛することもやめない。やめれば魂がすり減る。

 こういう話を、暗い、と断ち切る人がいる。その人に悪いので、
「私の心中はきわめて晴朗、日本晴れ」
 と言っておこうっと。

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     ・・・・・・・・・・
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―竹内銃一郎(劇作家)―

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